川の上で元気に泳ぐこいのぼり 今年も下地の大内川に掲揚
2025年04月23日 のニュース
端午の節句を前に、京都府福知山市の中六人部地区福祉推進協議会(大槻祐一会長)は、下地の大内川に31匹のこいのぼりを掲げている。お披露目の21日には地元の保育園児らが見に訪れ、元気に泳ぐ姿を眺めた。
子どもたちの健やかな成長を願い、毎年この時期に実施している。今年も大内橋付近の川(幅約8㍍)の両岸に竹を立ててビニールのひもを張り、色とりどりのこいのぼりを3列に掲げた。
地域内外の人たちから譲り受けたマゴイやヒゴイ、吹き流しを使い、古くなると取り換えている。長さが約6㍍のジャンボサイズもある。
20日に同協議会の役員約15人が取り付け作業をした。21日は地元の人や近くの中六人部保育園の園児約50人、高齢者複合福祉施設・晴風の利用者3人も訪れ、こいのぼりを一緒に眺めた。
大槻会長(73)は園児らに「こいのぼりのように元気に大きくなってください」と話しかけ、園児たちは童謡「こいのぼり」を大きな声で歌った。あまり吹いていなかった風が、園児たちが歌うと吹きだし、こいのぼりたちが勢いよく泳ぎ始めた。
5月10日午前中まで掲げる。
写真(クリックで拡大)=勢いよく泳ぐこいのぼり