自宅裏にマイ花見スポット 10年前からこつこつ植樹し、桜9種育てる 大江町南一の木下さん

2025年04月21日 のニュース

 京都府福知山市大江町南一(南有路)の木下透さん(67)は、自宅の空き地で、9種類の桜を育てている。家族と楽しむために約10年前から植樹を始めた。今年も春先から順に花が咲き、現在はギョイコウなど3種が満開となっている。将来的には、ゆっくりと花を観賞できるスペースの整備も考えている。

 空き地は木下さん宅の裏手にあり、広さは約300平方メートル。もともと雑草が生えて荒れていたが、草を刈り、桜の植樹などの整備を計画した。

 10年ほど前に1本目の河津桜を植えた。その後、シダレザクラ、シキザクラ、ソメイヨシノなどを増やし、今は9種10本を育てる。

 今年も、ダンチザクラと呼ぶ早咲きの暖地桜桃が3月初めごろに開花。ほかの種類も順番に咲いている。現在、花が緑色のギョイコウ、黄色のウコン、薄いピンク色のフゲンゾウの3本が満開となっている。今春の桜の見ごろはあと1週間ほどという。

 木下さんは、自分や家族が桜を楽しめるよう、空き地に石を敷き詰め、ベンチを置いたりして、花を観賞できるスペースを作る構想を持っている。

 空き地には植樹する場所がまだあるため、濃いピンク色の桜なども植えたいという木下さん。「桜はここ数年できれいに咲くようになりました。見ていると心が安らぎます。花の好きな人たちに見てもらうことも考え、さまざまな種類の桜を育てていきたい」と話している。




写真上(クリックで拡大)=ウコンザクラを眺める木下さん
写真中(クリックで拡大)=薄いピンク色のフゲンゾウ
写真下(クリックで拡大)=花が緑色のギョイコウ

このエントリーをはてなブックマークに追加

京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。