羊の赤ちゃんが誕生 愛らしい姿で牧場のアイドルに 三和町梅原のみわファーム

2025年04月18日 のニュース

 京都府福知山市三和町梅原の小さな手作り牧場・みわファームで、今季の出産シーズンに3匹の羊の赤ちゃんが誕生した。すくすくと成長し、牧場内を走り回る姿が愛らしく、アイドル的存在になっている。

 旭敏之さん(65)と弘子さん(63)夫婦が、2011年から運営する牧場で、ゆったりとした時間が流れる中で、オス13匹、メス17匹の羊たちのほか、ボーダーコリー(牧羊犬)6匹、ヤギ2匹、コールダック13匹、ニワトリ2匹が暮らしている。

 羊たちは出産期を迎え、3月19日に双子の「有田」と「温州」、同月29日に「えんどう」が生まれた。いずれもオスで、母親のミルクをたくさん飲み、順調に育っているといい、旭さん夫婦は「たまに3匹でかけっこしていて、ほほ笑ましいですよ」と目を細める。

暑さの本番前に毛刈りも始まる

 また暑さが本番を迎える前に、すっきりとした姿に-と、羊の毛刈り期間に入って、旭さん夫婦が“散髪”。5月上旬まで続け、1頭あたり2、3キロほど取れる羊毛は、原毛のほか毛糸などの加工品にして販売している。

 毛が抜け変わらない羊は暑さに弱く、毎年この時期に実施している。17日には2匹を毛刈り。専用のバリカンやはさみを使い、暴れないように押さえ、皮膚を傷つけないよう注意しながら、慎重に刈り取っていた。

 みわファームに入場するには、牧場維持協力金として500円がいる。


写真上(クリックで拡大)=元気に成長する子羊
写真下(クリックで拡大)=2人がかりで毛刈りをしている

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