白熱の試合で会場に熱気 日程調整奏功し、前回大会の倍のチームが参加し活気が戻る ソフトバレーボール大会

2025年04月16日 のニュース

 第31回福知山ソフトバレーボール大会が13日、京都府福知山市和久市町の市民体育館で開かれた。近年はコロナ禍の影響もあって参加チーム数が減少していたが、今回は日程調整が功を奏し、前回大会の倍となる22チームが集まった。出場チームが20チームを超えるのは6年ぶりで、会場は熱気に包まれ、白熱した試合が繰り広げられた。

 大会は、参加者の体力の向上や健康の増進、チーム同士の交流などを目的として、福知山バレーボール協会が毎年開いている。

 今回は、低迷が続く参加チームの増加を図ろうと、ほかの自治体で開かれる大会などとの日程が重ならないよう調整した。すると、福知山をはじめ、府北部5市から計22チーム、23歳~67歳の約100人が参加した。

 久しぶりに出場したチームが多く、中には京丹後市の間人から初めて参加したチームもあった。

 女性の部に8チーム、男女2人ずつのトリムの部に14チームが参加し、試合前には円陣を組み、勝利をめざして気合を入れる場面も見られた。

 試合は1セット15点の3セットマッチで、6ゾーンに分かれて予選リーグ戦をしたあと、各ゾーンの上位2チームが決勝トーナメントを戦った。

 鋭いスパイクやブロック、長いラリーの応酬に、選手も応援する仲間も次第に熱を帯びていった。

 この日は、本戦とは別に交流戦も活発に行われ、会場は一日を通して熱気に包まれていた。

 約10年ぶりに参加した福知山市内の女性でつくるチーム「いちごみるく」の曽根美紀さんは、「最近はメンバーが集まれるタイミングが合わず、出場を見合わせていましたが、久しぶりに参加することができました。以前参加していた時よりチーム数が増えていて、活気を感じました。たくさん試合ができて楽しかったです」と喜んでいた。

 同協会の松下吉幸さんは「予想以上に多くの参加があって驚きましたが、みなさんが楽しまれていたようでよかったです。今後もたくさんのチームに参加してもらえるよう工夫を継続したい」と話していた。


写真(クリックで拡大)=多くのチームが参加して盛り上がった

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