子どもを産み育てたくなるまちへ 福知山市が「ベビーファースト宣言」

2025年04月08日 のニュース

 京都府福知山市は5日、企業、団体、住民や行政が手を取り合い、子どもと子育て世代に優しい環境づくりをめざす「ベビーファースト宣言」を、福知山お城まつりの会場で発表した。大橋一夫市長と、宣言内容を考えてきた起草委員が、御霊公園の舞殿ステージに上がり、「子ども、大人が笑顔でつながるまちにしよう」と声をそろえた。

 同宣言は、「子どもを産み育てたくなる社会」を実現するための運動。公益社団法人日本青年会議所などが呼びかけて全国に広がりつつあるが、府北部の自治体で宣言をするのは、福知山が初めてとなる。

 発表に向けては、昨年11月に市が起草委員会を発足。市の子ども・子育て会議委員でもある門野亜純さんが委員長を務め、子育てに関わる団体などから10人が集まり、取り組み内容を考えてきた。

 市の宣言は「みらいに かがやく ふくちっこ コドモ、オトナが笑顔でつながる福知山」。「子育てにやさしい店舗、施設を」「安心の職場づくり」「周りの人を大切にする」など、実現するための5つのアクションも示した。

 また店舗や施設に授乳スペースを設置する▽子育て中の同僚が急に休んでも、笑顔で応える-など、事業者や個人が行うべき具体的な事項も。大橋市長は「子どもを産み、育てたいと思えるまちに、一緒にしていきましょう」と、ステージから呼びかけていた。

 

写真(クリックで拡大)=最後は来場者と一緒に記念撮影

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