大江山にもようやく春 鬼嶽稲荷神社、雪解け進み車での通行可能に

2025年04月04日 のニュース

 丹後天橋立大江山国定公園・大江山(標高832メートル)の8合目付近にある京都府福知山市大江町北原の鬼嶽稲荷神社で雪解けが進み、車で神社まで上がれるようになった。境内周辺にはまだ雪が残っているが、大江山にもようやく春が訪れている。

この冬は雪が多く、大江山周辺では昨年12月中ごろから、同神社までの道路にも積雪。車での通行は不能となったが、このところの陽気で雪解けが進み、4月に入って神社まで行けるようになった。

神社までの道のりは、雪解けで崩れた石や落ち葉などが散乱していたり、雪が残る箇所もあり、運転には注意がいる。神社から山頂へと続く登山道にも所どころに雪が残っている。

大江山に詳しい自然公園指導員の赤松武司さん(72)は「大江山周辺の雪は日に日に解けていて、まもなく登山シーズンが始まりそうです」と話している。

市内平地では春本番の陽気へ

福知山市内の平地では、春の陽気が満ちて草木が芽吹き、桜など花々の開花が進んでいる。

道端や畑の隅、空き地などに自生するヒメオドリコソウは満開。猪崎の畑では3日、甘い蜜に誘われてチョウが飛来する様子が見られた。

日本気象協会の予報によると、あす以降、福知山の最高気温は20度以上の日が続き、春本番の暖かさとなりそうだが、朝はまだ寒い日がある。


写真上(クリックで拡大)=境内に残る雪(3日、鬼嶽稲荷神社で)
写真下(クリックで拡大)=ヒメオドリコソウにチョウが飛来(3日、猪崎で)

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