閉鎖の中丹勤福会館 市直営施設として再出発 一般利用は5月1日から

2025年04月02日 のニュース

 京都府福知山市昭和新町の府立中丹勤労者福祉会館が3月31日をもって閉鎖され、1日から福知山市による運営が始まった。施設の一般利用の再開は5月1日の予定で、それまでの1カ月間は準備期間として利用できない。

 同会館は1983年に府が設置。長年にわたり勤労者の福祉向上に寄与してきたが、利用者が減少し、施設の設置目的と利用実態との乖離が生じていることなどから、府は今年3月31日付で閉鎖した。

 それに伴い、行き場を失う利用団体が代替施設に移行するまでの間の激変緩和措置として、福知山市は4月1日から2年間、府から借り受け、市直営の市民交流プラザふくちやま別館として運営する。5月の本格稼働に向けて、看板の付け替え、保守点検や清掃などを行うという。

 別館の開館時間は午後1時から同9時30分まで。使用料は府営時から据え置く。休館日は水曜と年末年始。

 4月中に利用申請する場合は中央公民館、電話(22)9551へ。市直営初日の1日から受け付けを始め、約20件の利用申請があった。


写真(クリックで拡大)=閉館のお知らせが掲示された中丹勤労者福祉会館

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