白梅咲き、モクレンに花芽 週末に向けて春本番
2025年02月27日 のニュース
京都府福知山市の27日朝は冷え込み、朝霧に包まれて一日が始まった。ただ、前2日間の最高気温は12度を超え、日中は暖かく、今週は陽気が続きそう。市内では白梅が咲き始め、モクレンの花芽も膨らみ、春の訪れを感じさせている。
牧の民家では、白梅が咲き始めている。地面にはまだ雪がうっすらと残り、朝は自動車のフロントガラスが凍って肌寒いほど。住民の女性は「ここ2日間が暖かくて咲いたようです」。そばに紅梅があり、今後の開花を心待ちにしている。
モクレンの花芽が膨らんでいるのは、猪崎の三段池公園の中にあるマグノリア園で、花が白いハクモクレンと赤紫色のシモクレンの計10本が植わっている。
例年だとハクモクレンは4月初めごろに開花し、その後シモクレンが咲くが、マグノリア園を管理する三段池ラビハウス植物園によると、この冬の寒さで、開花は10日ほど遅れるのでは-とみている。

気象庁と日本気象協会によると、福知山市の27日の最低気温は氷点下1・6度(午前2時58分)で、平年より2・4度低く、前日より1・4度低かった。日中の最高気温は12度の見込み。週末の3月1日は最高気温17度、2日は18度と、春本番の暖かさが見込まれている。
写真(クリックで拡大)=花芽が膨らむモクレン(27日午前9時10分ごろ、猪崎で)
写真(クリックで拡大)=白梅が咲き始めている(27日午前7時5分ごろ、牧で)