鬼のまち福知山 大江町の大雲記念館で酒呑童子や武者のコスプレ撮影会
2025年02月27日 のニュース
京都府福知山市大江町北二、大雲記念館で22日、鬼のコスプレ撮影会(大江まちづくり住民協議会など主催)が開かれた。鬼の首領・酒呑童子や武者らに扮した人たちが集い、風情ある建物の中で記念撮影に応じた。
鬼のまち福知山をPRする市の鬼鬼祭の関連イベント。市内外のコスプレイヤー3人と福知山おもてなし甲冑隊明智衆の3人が参加した。
同記念館は明治42年(1909)に建てられた旧平野家住宅を改修した施設で、府指定有形文化財になっている。
撮影は落ち着いた雰囲気の格調高い和室などであり、酒呑童子や武者らに扮した人たちが決めポーズを取り、訪れた人たちが一眼レフカメラやスマホで撮影した。
鬼と武者たちは仲良くそろう場面や戦うシーン、お茶会に臨む姿を演出。訪れた地域住民やオーストラリアの人たちがベストショットを狙った。
2月2日に香川県小豆島であった妖怪万博2025に参加したコスプレイヤーの報告や明智衆の紹介、京都芸術大学大学院生のエガネバクチアリ・ノーバルさんによる「イランの鬼」についての話もあった。
酒呑童子のコスプレで妖怪万博にも参加した市内在住のコスプレイヤー・りく丸(本名・上野航)さんは「大雲記念館はすごく写真映えがする場所で、私たちも貴重な体験をさせてもらえた。町内にはコスプレして撮影するのに適した場所が他にもあるので、また撮影会ができたらうれしい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=鬼たちと武者たちが戦うシーンも演出