廃止の府立中丹勤福会館 新年度から市が2年直営 5月1日から開館

2025年02月24日 のニュース

 福知山市は20日、京都府が今年度末で廃止予定の府立中丹勤労者福祉会館(昭和新町)について、4月1日から2027年3月31日まで、同会館を借り受ける方針を明らかにした。府が求めている会館利用団体の代替施設への移行に必要な激変緩和措置として実施する。

府は府議会2月定例会に、同会館を廃止する条例の一部改正案を提案している。市は、3月19日の同定例会議決を見込み、すぐに対応ができるように準備を進めている。

市の方針では、同会館を「(仮称)市民交流プラザふくちやま別館」として直営で運営し、5月1日から開館する予定。使用料は現行通りで変わらず、運営時間は利用ニーズが高い午後1時から9時30分までで設定した。毎週水曜日と年末年始は休む。

冷房設備が故障して使えないため、大会議室、中会議室は6月から9月までの貸し出しを停止し、小会議室は個別クーラーの設置で対応する。また、引き続き、広域避難所としても指定する。

利用予約は4月から、駅前町の中央公民館(市民交流プラザ内)で受け付け、5月からは同会館で申請できるようにする。

市は「府と協議し、できるだけコストがかからない方向で予算を検討しています。府の動きが固まり次第、迅速に行動していきたい」としている。


写真(クリックで拡大)=市が借り受けの方針を示した勤労者福祉会館

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