鬼武者行列やステージと多彩な催し 4日に大江山酒呑童子祭り
2024年11月01日 のニュース
第43回大江山酒呑童子祭り(実行委員会主催)が4日午前10時から、京都府福知山市大江町佛性寺、大江山酒呑童子の里で開かれる。大江高校生によるライブやダンス、福知山高校生の寸劇、大江音頭振興会などのステージ、鬼のコスプレをした人が参加できる鬼武者行列、アニソンDJのパフォーマンスなどで盛り上げる。午後3時まで。入場無料。
メインステージは午前9時40分から、大江高校生のバンドがオープニングを務め、午後0時30分からの鬼武者口上、2時40分からのエンディングの餅まきまでの間に、ダンス、酒呑童子太鼓、大江音頭などの発表がある。福高生による寸劇では、酒呑童子の幼少期を描く。
午前10時からは、ふわふわ鬼や鬼ぞうり飛ばしなどの遊びコーナーを開く。
同11時10分から鬼のモニュメント、河守鉱山坑口跡を巡る約2キロの鬼おにウォーキング(参加費200円)があり、午後2時からは鬼武者行列を始め、鬼を連想するグッズを身に着けた人、コスプレをした人らの参加を受け付ける。
このほか、鬼饅頭、笑鬼もなか、サンドイッチ、ソフトクリーム、焼きトウモロコシなどの模擬店、キッチンカーが並び、食料品や衣料品の販売もある。
京都丹後鉄道大江駅から会場まで、約30分間隔でシャトルバスを運行する。
雨天決行で、警報などで中止の場合は大江まちづくり住民協議会のホームページで知らせる。問い合わせは同協議会内の実行委、電話(56)1055へ。
アニメ風イラストのポストカード販売
童子荘前では午前10時から、アニソンDJのパフォーマンスのほか、鬼の首領・酒呑童子などをアニメ風に描いたポストカードが販売される。
大阪府在住のイラストレーター、香月つばささんら20~30代のアーティスト8人が、大江山の酒呑童子を広くPRしようと制作した。
妖艶な雰囲気の童子の姿を鮮やかに描写した作品が多く、中には祭り用に描き下ろしたものもある。
1枚200~300円ほどの予定で、酒呑童子をデザインしたアクリルスタンドなども販売する。午後2時まで。
鉱物探す催し市が開催
福知山市は祭りに合わせ、午前10時から鬼のモニュメント近くの駐車場で「大江山木育教室」を開く。鉱山でもあった大江山をフィールドに、かんらん岩、蛇紋岩の採掘を体験する。市自然科学協力員が講師を務め、岩石や土、森林などについても教える。小学生が対象で無料。
希望者は直接現地へ行く。ゴーグル、メガネなど目を保護できるものがあれば持参する。貸し出しもする。
写真(クリックで拡大)=祭りで販売される予定のポストカード