大きな球を打ち合うキンボール シニア教室が体験

2023年06月18日 のニュース

 直径122センチの大きなボールを使うニュースポーツ、キンボールのシニア教室体験会が、京都府福知山市和久市町の市民体育館で開かれた。初体験の市民たちが、60代~80代の教室生と一緒に和やかな雰囲気で体を動かした。

 シニア教室は、新型コロナウイルスの影響で4年ほど休止していたが、3月から月1回のペースで再開。少人数で活動しているため、もう少し仲間を増やすことができれば-と、14日に体験会を企画した。

 無理なく、楽しく運動することを大切にしていて、体験会でも失敗を笑い飛ばすなど、笑顔を絶やさずパス、ヒット、レシーブを練習。ボールを打つときは、「オムニキン!」と発声しなければならないルールなど、初歩から丁寧に指導した。

 最後は2チームに分かれ、ゲーム形式で対戦。厳密なルールを求めず、冗談を言い合いながらプレーした。味方同士でぶつかり、転んでしまう参加者もいたが、「大丈夫ですよ」とすぐに立ち上がり、最後まで楽しんでいた。

 初めてキンボールをした藪内初美さん(74)は「最近、いろんなことにチャレンジしたいと思っていて、参加しました。協力してプレーできるところが楽しいですね」とにっこり。初心者とは思えない機敏な動きで、メンバーを驚かせていた。

 

写真(クリックで拡大)=打ち方から丁寧に教えた

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