全国ゴルフ大会で準優勝 遷喬小の大槻呼幸さん

2023年04月01日 のニュース

 京都府福知山市、遷喬小学校6年の大槻呼幸さんが28、29両日、栃木県で開かれた「第16回全国小学生ゴルフ春季大会」に出場し、女子の部で2位に輝いた。各地区大会を勝ち上がった72人が参加。大槻さんは、1日目終了時点の6位から、2日目に猛烈な追い上げをみせ、1位タイのプレーオフにまで持ち込んだ。最後まで強い気持ちで臨めたことから、準優勝にも笑顔で大会を終えた。

 大会はスポーツニッポン新聞社が主催。まず北海道、関東、関西、中国、九州など8地区で予選大会が行われた。大槻さんは、46人のうち上位17人が全国に進出できる関西大会に出場。スコア77で8位に入って、切符を獲得していた。

 全国大会の舞台は、2021日本女子オープン選手権と同じ烏山城カントリークラブ。初日、2日目で各18ホールの計36ホールストロークプレーで実施され、2日間の合計スコアで競った。

 初日の前半で大槻さんは首位争いを繰り広げたものの、後半にパットが乱れ、1日目はスコア76でトップと6打差の6位に。その日の夜には、パター練習を繰り返して調整し、2日目を迎えた。

 前半は苦しみながらもパーセーブを続け、9ホールを終えてトップと5打差。ここから調子を上げて、16ホール目ではチップインバーディーも記録し、一気に巻き返した。

 最終日のスコアは72となり、合計148で1位タイとなり、千葉県の6年生とのプレーオフに突入。相手に先にパーパットを決められ、「緊張してしまった」といい、1メートルのパットを外して準優勝となった。

 大槻さんは「初日はうまくいかなかったけど、あきらめない強い気持ちで戦い抜けたことで、プレーオフにまで持ち込めて、2位になれてうれしいです。今後は世界ジュニアゴルフ選手権に日本代表として出場すること、そしてプロの大会に出られるよう、練習を続けたい」と話している。

 

写真=準優勝を喜ぶ大槻さん

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