春の風を受け小学生167人 大江山鬼っ子マラソン
2023年03月20日 のニュース

第22回大江山鬼っ子マラソン大会(大江まちづくり住民協議会主催)が19日、鬼伝説のまち京都府福知山市大江町の由良川堤防右岸側で開かれ、167人が晴れ渡った空のもとで元気よくゴールをめざした。
開会式で、主管する同大会実行委員会の荒木吉彦・実行委員長が「4年ぶりに開催できたことをうれしく思います。春の風を受け、最後まで走り切ってください」とあいさつ。大江小学校6年の浅野頼光君が「力いっぱい、楽しく走ることを誓います」と選手宣誓した。
コースは舗装された大江河東公園近くの由良川堤防。これまでは宮川堤防を中心としたコースでカーブがあったりしたが、今回はほぼ直線のため走りやすくなった。
種目は3年~6年の小学生男子・女子の部(3キロ)、同1・2年生男子・女子の部(2キロ)、だれでも参加できるペアの部(同)に分かれた。
朝方の霧が消え、晴れ間が広がるなか、各部に分かれてスタート。子どもたちは勢いよく飛び出し、コース両端の法面でカメラを構える保護者らの前を瞬く間に通り過ぎ、折り返し地点をめざした。ゴール近くまで戻ってくると、選手たちは「頑張れ」「もう少し」などと声を掛けられ、ラストスパート。顔をしかめながら次々と走り抜けていた。
写真=勢いよく飛び出す子どもたち