年の瀬迫り大原神社で門松作り 氏子たちが山から材料
2022年12月26日 のニュース

年の瀬が迫る中、京都府福知山市内の神社や地域で門松作りが進み、この時期ならではの正月を迎える作業風景が見られる。
安産の神様として信仰を集める三和町大原の大原神社(林秀俊宮司)では、25日に氏子総代の5人が参加。前日に地元の山などから切った松、竹、梅などを使って作業をした。割った竹で作った円形の台座の中に、高さ2メートル以上の竹を入れ、ナンテンや笹の葉なども飾り付けた。
大きい鳥居に縄でしっかりと結び付けたあと、参拝者に引っ掛からないように枝の長さを整えたり、傾きがないかバランスを見たりして1組を完成させた。
総代長の大槻兄市さん(77)は「初詣をされる人が、一年を安心安全に、健康で過ごせるようにと願って作っています。先輩から受け継いできた作り方を、若い人たちに伝えていきたい」と話していた。
1月14日のどんど焼きまで置いておく。
写真=鳥居にくくりつけた門松