国体銃剣道で3位に 陸自福知山駐屯地の3人
2022年11月01日 のニュース

福知山市の陸上自衛隊福知山駐屯地所属、吉武克識さん(34)、町元良二さん(35)、井上聖太さん(34)の3人が、「第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)」の銃剣道成年男子団体戦に京都府代表として出場し、3位に輝いた。
府代表メンバーは6月の選考会で選出された。「同学年のよき友で、よきライバル」という3人が勝ち上がり、監督兼先鋒に吉武さん、中堅が町元さん、大将は井上さんという布陣で、国体に挑んだ。
成年男子団体戦は、10月に栃木県壬生町の県立壬生高校体育館で開催。各都道府県代表の47チームが、トーナメント戦で腕前を競い合った。
3人は1、2回戦に勝利し、8強をかけた神奈川との3回戦に進出した。吉武さんが敗れ、後がない状況に追い込まれた中堅戦。町元さんが全国レベルで活躍する強者に勝ち、大将戦の井上さんも勝利。これで勢いに乗り、準決勝まで駒を進めることができた。
長崎との準決勝は、1-2で敗れたものの、熊本との3位決定戦では、それぞれの持ち味を発揮し、3-0で完勝。32年ぶりとなる府代表3位という好成績を3人でつかみ取った。
吉武さんは「決勝戦には上がれませんでしたが、3位になれてうれしい」、町元さんは「3位に入れてびっくりです」、井上さんは「3人で一丸となって挑んだ結果として、3位という成果を出せて、とても満足です」と喜んでいた。
写真=好成績を喜ぶ吉武さん、町元さん、井上さん(左から)