お米で作ったジェラート 道の駅丹後王国が農家と開発
2022年07月16日 のニュース

道の駅丹後王国「食のみやこ」(京都府京丹後市弥栄町鳥取)に、お米で作るジェラートが誕生した。地域商社の丹後王国ブルワリーが地元の農業法人や加工業者と連携して開発。「結び」と名付けた。
原料は、米の食味ランキング「特A」を西日本最多の通算12回獲得している丹後産コシヒカリ。新型コロナウイルス禍で外食産業が大きなダメージを受け、米の需要も落ち込んでいる。そこで新たな需要を作り出そうと、米の魅力を生かした加工品を開発することにした。
「結び」は、京丹後産コシヒカリをライスミルクにしてジェラートにし、京丹後産のジューシーなイチゴを添える。植物由来のため低脂質で、米本来の優しい甘さが感じられるという。
肉、魚はもちろん、乳製品、卵など動物性の食材を使わない「ビーガン」スイーツとしてもPRしていく。
90ミリカップは税込み825円。1リットルバットは6600円。道の駅のお土産処丹後匠庵で販売しているほか、丹後王国の通販サイトで販売。問い合わせは丹後王国ブルワリー、電話0772(65)4193。
写真=京丹後産コシヒカリで作ったジェラート。地元産イチゴを添える