3年ぶりのお城まつり 福知山の春、にぎわう
2022年05月21日 のニュース

コロナ禍で3年ぶりとなる福知山の春の一大イベント、お城まつり(実行委員会主催、福知山商工会議所主管)が21日午前10時に始まった。曇り空の下での幕開けとなったが、主会場の京都府福知山市御霊公園周辺では、イベントを楽しむ多くの人たちの姿がみられる。天気が回復に向かう22日は光秀行列などがあり、さらににぎわいを増しそうだ。
公園内の舞殿特設ステージでは、陸上自衛隊福知山駐屯地隊員15人の酒呑鬼太鼓演武を皮切りに、忍者ショーや高校吹奏楽部が続いている。22日も高校生の和太鼓演奏などがあり、午後0時30分からは丹波亀山鉄砲隊の発砲実演が予定されている。
公園横の市厚生会館では、ロビーで「食の祭典」として菓子、弁当、唐揚げなどの持ち帰りブースが両日に出店。館内ステージでは、21日は大道芸、22日はご当地キャラクターのショー、歌のお姉さん「クッキーズ」のファミリーコンサートがある。
祭りの最後を締めくくる広小路通りのパレードは22日午後2時30分から。団体、企業による福知山踊りの流し踊りで始まり、自衛隊員が扮する光秀行列、市消防団、各協賛団体、ご当地キャラによるフィナーレパレードにつないでいく。
各入場口で検温と手指消毒をして、衣服に付ける目印のシールを手渡している。
写真=観客を前に舞殿ステージで陸自隊員の酒呑鬼太鼓で幕開け(21日午前10時5分ごろ)