江戸期から現代までの五月人形がずらり 企画展が3年ぶりに開催
2022年04月25日 のニュース
京都府福知山市下柳町の市治水記念館で、端午の節句にちなんだ五月人形の企画展が開かれている。同館所蔵と地域の人に借りた江戸期から現代までの人形や鎧兜など約30点が並ぶ。毎年恒例の人気展だが、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。5月8日まで。入館無料。
展示には、地元自治会の下柳町と菱屋町の住民でつくる「柳菱クラブ」が協力。家庭で大切にしている五月人形を「見て喜んでもらえるなら」と同館に貸し出している。江戸時代のものも保存状態が良く、形や長い年月を経た色合いをじっくりと楽しめる。
このほか、福知山ゆかりの明智光秀ら戦国武将を描いたのぼり旗、全長6メートルのこいのぼり、丹波市の伝統的な土人形・稲畑人形も展示している。
開館時間は午前9時から午後5時まで。月、火曜日休館(祝日の場合は開館し翌平日休み)。4月29日~5月5日のゴールデンウィーク期間中は5月2日のみ休み。
写真=江戸時代の貴重な人形もあって見応えがある