完全復旧まだ見えず、熊本城へ福知山城から12回目の義援金

2022年04月08日 のニュース

 京都府福知山市内記一丁目の福知山城天守閣(横山晋館長)は、2016年の熊本地震で被害を受けた熊本城(熊本県熊本市中央区)の第12回復旧支援義援金6万697円を、このほど送金した。熊本城の天守閣は復旧しているが、城全体の完了目標は2037年度と道半ば。横山館長は「支援を今後も続けていきたい」と話す。

 地震によって、熊本城が有する国の重要文化財建造物の全13棟をはじめ、復元建造物の天守閣、広範囲に及ぶ石垣も大きく被害を受けた。全体の復旧は20年がかりになる。

 福知山城の募金活動は被災から1カ月後の16年5月に開始。城入り口に設置する募金箱に寄せられた浄財をおおよそ半年ごとに送金している。城の入場券を購入した際の釣り銭を入れる人が多いという。

 今回送金分を加えて募金累計は47万3938円になり、横山館長は「みなさんの募金に感謝しています。熊本城の復旧が進んでいますが、全てが終わるのはまだ先の話。当面は続けたい」と話している。

 

 

写真=今後も募金箱を置いて支援する

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