投手の故障防げ-学童野球に今春から70球制限 福知山市協会

2022年04月04日 のニュース

 京都府福知山市の市野球協会(森下時彦会長)は、学童大会における投手の球数制限のルールを今シーズンから見直した。従来の「一日7イニング以内」から「一日70球以内」に変更。開幕中の第17回ほくとしんきん杯両丹選手権大会福知山予選から採用している。

 70球制限については、発育途中にある学童球児の肘や肩の障害予防として、すでに全国大会では採用済み。福知山市協会は昨シーズンに、全国につながる大会で試行して取り組みやすい方法を検討。詳細を決めて、今シーズンから全大会に適用していくことにした。

 対戦する2チームの大人各1人がカウント係をして、大会本部席でダブルチェック。攻守が交代するごとに投球数を記したボードを、両チームのベンチに見せる。打者との対戦中に70球に達した場合は、その打者の攻撃が終わった時点で投手交代となる。

 協会は「70球制限で完投はこれまで以上に難しくなり、試合展開によっては前半で交代となることもあり得る。それでも子どもたちが元気に野球を続けていけることを考えたら大切なルール。各チームとしっかり認識を共有したい」とする。

 

写真上=70球制限の中でプレーが続く
写真下=対戦チーム同士でダブルチェックをしている

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