ヤマガラのさえずり聞きながらヒヨドリ、アトリ観察 三段池で探鳥会
2022年01月09日 のニュース

京都府福知山市猪崎の三段池公園で8日、市児童科学館主催の冬の探鳥会が開かれた。参加した愛鳥家や親子連れら32人が池の周りを散策し、飛来している冬の水鳥などを確認し、野鳥のさえずりに耳を澄ませた。
探鳥会は20年以上前から続いている恒例の催し。
参加者は児童科学館前で、市自然科学協力員の大槻浩さん(62)から「静かにそーっと見るように」と観察マナーの説明を受けたあと、ヤマガラのさえずりを聞きながら野鳥探しに出発。松林の中や池の周りにある木の枝で羽を休める鳥、飛び立っていく鳥の姿を追い、大槻さんらから説明を受けてメモを取った。
枝先に止まって花の蜜を吸う「メジロ」を写真撮影したり、単眼鏡や双眼鏡を使って遠くにいる「ヒヨドリ」、群れをなす「アトリ」、池に浮かぶ「マガモ」「コガモ」などを確認したりしていた。
写真=木の枝に止まる野鳥を観察する参加者(8日午前9時30分ごろ)