1株に40輪 突然変異のタカサゴユリ

2021年08月26日 のニュース

 京都府福知山市土の大槻太司さん(84)宅にあるタカサゴユリが、1株に40輪ほどの花を付けた。大槻さんは「こんなに多くの花が咲くのは、これまでに見たことがない」と驚いている。

 大槻さん宅の庭では、毎年この時期にタカサゴユリが育ち、今年も今月初旬に花が咲き始めた。15株ほどあるうちの1株をよく見ると、たくさんの花が付いていたという。

 茎は上部で枝分かれしており、一つひとつにラッパ状の白い花が咲く。三段池ラビハウス植物園(猪崎)によると、成長点に突然変異が起きる「帯化」現象とみられるという。

 大槻さんは「今年の夏は、日照時間が短いなど、気候の変化が関係しているのでしょうか。不思議ですね」と首をかしげていた。


写真=1株にたくさんの花を咲かせるタカサゴユリ

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