キッズコーナーにボルダリングの壁 待ち時間に楽しんでと大嶋カーサービス
2021年08月03日 のニュース

東京五輪でスポーツクライミング競技が始まった。自動車の販売、修理を手がける京都府福知山市蛇ケ端の大嶋カーサービス(大嶋明代表取締役)は、キッズコーナーを改装し、ホールドを使って壁を登る「ボルダリング」を楽しめるようにした。
商談の時間などに退屈しがちな子どもが、笑顔で過ごせるようにと、店舗全体のリニューアルに合わせて実施。丹波市と舞鶴市でボルダリングジムを経営する細見明さんに、監修を依頼した。
天井までの高さは約3・3㍍で、手でつかんだり、足を掛けたりするホールドは子どもも登りやすい配置にした。また下にはクッションを置き、安全面にも配慮。壁には同社のマスコットキャラクター「ハッピーちゃん」が鳥に乗って空を飛ぶ、愛らしい絵が描かれている。
27・5平方㍍のキッズコーナーには、車型のすべり台や丸太の一本橋などを配置。さらにウイルス、細菌などの除去効果があるとされるマナコーティングをスペース全体に施工している。
キッズコーナーのオープンを記念し、コーナーで遊んだ子どもを対象に、ハッピーちゃんがデザインされたボールペン、トレーディングカード、うちわの3点セットとお菓子を9月末までプレゼントする。
リニューアルを担当した石川理恵子さんは「市内で一番楽しいキッズコーナーにしようと、準備を進めてきました。21日に利用開始したあと、みんな喜んで遊んでくれているので、うれしいです」と話している。
写真=ボルダリングが楽しめるようになった