「トラノオ」サンスベリアに白い花咲いた 一般家庭では珍しく
2021年07月12日 のニュース

京都府福知山市西佳屋野町の古賀俊彦さん(74)が、自宅で育てている観葉植物・サンスベリアに、白い花が咲いた。めったに花を付けないとされ、古賀さんは「まったくの素人で特になにもしていないので、びっくり」と驚いている。
サンスベリアはアフリカ原産。葉の横じま模様がトラを連想されるため、「トラノオ」とも呼ばれる。古賀さんは5年ほど前、知人から株分けしてもらい、水やりなどをして育てていて、6月下旬から花が咲き始めた。
市自然科学協力員会のメンバーで植物を専門とする京極春樹さんによると、沖縄県などの南国や温室で咲くことはあるが、一般家庭では冬越しして株が弱って開花まで行かず、今回のように咲くのは珍しいことだという。
古賀さんは「最初は何だか分かりませんでしたが、花でした。花は2本に増えていて甘い樹液も出ている。多くの友人に聞いたが、みんなびっくりしていた。幸運の予感ですね」と話している。
写真=白い花を咲かせるサンスベリア