自然豊かな元伊勢内宮神社 モリアオガエルが産卵
2021年05月11日 のニュース

京都府福知山市大江町内宮、元伊勢内宮皇大神社(大林八十彦宮司)で、モリアオガエルの産卵が始まり、池の周囲に乳白色で泡状の卵塊ができている。
卵塊があるのは境内の山裾にあるひょうたん形の池と、その近くにある丸い形の池で、毎年池周辺には、神社裏山に生息するモリアオガエルが産卵にやって来る。
今年は1日に卵塊ができ始め、現在ひょうたん池には6個、丸池には3個が確認されている。大きさは直径10~15センチ。多い時には100個以上、昨年は約150個も見られた。
普通は池の上に張り出した枝に産卵するが、今年は池の縁の石の部分にもある。
同神社禰宜の田中眞澄さん(63)は「神社周囲には手付かずの自然が残っているので、今年もたくさんの卵塊ができるのでは」と話している。
写真=池の縁に作られた卵塊(8日)