コロナワクチン問い合わせ殺到 案内文書より先に接種券届き「予約は?」「日程は?」
2021年05月10日 のニュース

京都府福知山市で、市の新型コロナウイルスワクチン接種コールセンターへの問い合わせの電話が殺到している。
高齢者の個別・集団接種用の接種券が7日から届き始めているが、予約方法や接種日程を記した案内文書は後日届くため、そういった内容に関する問い合わせが多く、混乱が生じている。
市によると、当初は接種券と案内文書を、同じ時期に発送することにしていたが、接種体制づくりの調整などで時間を要し、85歳以上の5500人分の接種券は6日に先行する形での発送となった。案内文書は市内全戸に向け8日に発送した。
高齢者の個別・集団接種の予約は12日から始まる。ところが、接種券のみが届いた市民から「接種券が届いたがどうしたらいいのか」「接種の予約をしたい」などの内容でコールセンターに問い合わせが相次ぎ、10日はセンター開設の午前9時から引っ切り無しに電話が鳴り、6人が対応していた。
市健康医療課は「接種券と案内文書を送る時期がずれてしまい、申し訳ありません。不明な点があればコールセンター(0773-45-8566)へお願いします」と話していた。
写真=引っ切り無しに電話が鳴るコールセンター(10日午前9時すぎ)