こいのぼり新たに27匹の寄付受け、23年目の空泳ぐ 中六人部

2021年05月04日 のニュース

 京都府福知山市の中六人部(なかむとべ)地区福祉推進協議会は毎年、端午の節句(5月5日)前後に、地元でこいのぼりの川渡しをしている。一層にぎやかな光景にしたいと4月27日から提供を呼びかけたところ、9人から27匹が寄せられた。

 こいのぼりは男児の健やかな成長を願って家庭で揚げる風習があるが、少子化の影響などで年々減っている。

 協議会では初夏の風物詩として、23年間続けている。揚げているこいのぼりは、地元住民から譲り受けたものを中六人部ふれあいセンターで保管しているが、色落ちや生地の破れで、やむを得ず処分することも。このため、家庭に眠っている物の提供を呼びかけたところ、市内各地から相次いで連絡が入った。長さが7、8メートルのものが多く、吹き流しなども入っていた。

 4月25日に下地の大内川に6対の竹を立て、その先端に付けた3本のロープに11匹ずつをつるして川を渡したが、提供を受けたため、その後に重さや風雨に耐えられる範囲で2匹ずつ増やした。

 約40年前にもらったものを寄贈した西佳屋野町の西垣二郎さん(75)、貞子さん(73)夫婦は「当時は、兵庫県豊岡市の勤務先の社宅に住んでいて、立てるスペースがなく、使わずじまいでした。処分できず困っていましたが、日の目を見ることになり、うれしい」と喜び、記念の写真撮影をしていた。

 協議会の大槻良博会長は「思わぬ大勢の方から提供いただき感謝しています。大切に保管し、来年はみなさんの思いものせて、ロープを5本に増やして揚げることを考えたい」と喜んでいた。

 今年は5月9日まで揚げる予定。


写真=提供したこいのぼりを手にする西垣さん夫婦(左)と協議会役員

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