ピヨピヨ、コールダック2羽誕生 みわファーム
2021年05月01日 のニュース

京都府福知山市三和町梅原の小さな手作り牧場・みわファームで、コールダックの赤ちゃん2羽が誕生した。27日に孵化したばかりで、ピヨピヨと元気に鳴いたり、互いにくちばしでつつき合ったりする姿が、牧場を運営する旭敏之さん、弘子さん夫婦の心を癒やしている。
コールダックは、品種改良で生まれた世界最小のカモ。みわファームでは、5年ほど前から飼育していて、現在は雄3羽と雌2羽が、自然の中でのんびりと暮らしている。
親は抱卵も、子育てもしないことから、人間の手で孵化させ、世話する必要がある。旭さん夫婦も、孵卵器に入れて待っていたところ、2羽がかえった。
コールダックの赤ちゃんは寒さに弱く、羊毛を敷いた育雛箱に入れ、保温電球でも温め、30度を下回らないよう調整。米ぬかなどの餌と水を与え、大事に世話を続けている。
弘子さんは「この時期の赤ちゃんは、特にかわいいです。ただ体があまり強くないので、常に気を張って飼育しています。すくすくと成長してほしい」と願っている。
牧場維持協力金300円。問い合わせは弘子さんの携帯電話090・9542・9890へ。
写真=生まれたばかりのコールダックの赤ちゃん