アルファベットを覚えて2カ月で英検5級 三和小1年の波多野君「結果見るときドキドキした」
2021年02月16日 のニュース

■姉の3年、愛夏さんも仲良く合格■
京都府福知山市三和町千束、三和小学校1年生の波多野友翔君と3年生の姉、愛夏さんが、英検5級(中学校初級程度)に合格した。2人は昨年11月から地域の英語教室に通っており、友翔君はアルファベットが分からない状態からスタート。2カ月ほどでの快挙に「めっちゃうれしい」と笑顔を見せる。
教えているのは、17年ほど海外生活をしてきた奥村佐和さん。「英語を始めて短期間の1年生が受かったのはとてもすごいです。3年生での合格も、本人の頑張りがあってこそです」と褒める。
2人は幼い頃から家庭で英語の音楽を聴いたり、DVDを見たりしていたといい、試験に向けては家族で一緒に机を囲んで問題を解くなどして勉強してきた。
英検5級は、英語の文章や会話の完成、文法に沿った単語の並び替えとリスニング力が問われる。2人は1月に試験を受けた。解答ミスは少なく、友翔君はリスニングで満点をとったという。
愛夏さんは「テストは出来た自信がありました。もっと英語を勉強して外国の人としゃべってみたい」と話し、友翔君は「試験時間内に間に合うように練習をいっぱいしました。結果を見るときはどきどきした。もっと難しい試験にも挑戦したいです」と話し、2人とも4級の合格を目標に、さらに勉強している。
写真=英語を勉強する友翔君(左)と愛夏さん