豆を全力投球して鬼退治 OBも協力して学童野球の遷喬ジャガーズ
2021年02月09日 のニュース

京都府福知山市の学童野球チーム・遷喬ジャガーズ(辻本紘希代表、21人)は7日、練習場所にしている石原の遷喬小学校で、選手たちを楽しませる企画として、遅めの節分豆まきをした。チームOBの中学生ら3人が鬼に扮して登場。サプライズに驚きつつも、子どもたちは豆を投げつけ、鬼を退治した。
笑顔で野球ができる環境を-と、絆を深めるためボウリング大会を開いたりしてきた。昨年はこうしたイベントが開催できなかったが、屋外での豆まきならと、こっそり準備を進めた。
午前中の練習が終了し、ミーティングをしているときに、鬼の衣装を着た日新中学校1年のOB2人が登場。さらに川北和朋監督も、鬼になって大暴れ。選手たちは、いつもの白球を豆の入った小袋に持ち替え、マスク越しでも分かる笑顔で、豪速球を“お見舞い”した。
主将の川北健瑠君(5年)は「新型コロナ退散の思い、日ごろのストレス発散も込めて、監督らに豆をぶつけました。仲が良いチームなので、今年もみんなで団結し、全力プレーで各大会に挑みたい」と話していた。
写真=川北監督が扮する赤鬼をみんなで退治