大江高校に生徒と高齢者の交流の場 SKYセンターと連携協定
2021年01月30日 のニュース

福知山市大江町金屋、大江高校(永井正樹校長)は、高齢者の健康と生きがいづくりに取り組む公益財団法人京都SKYセンター(小田垣勉理事長)と事業連携協定を結んだ。今後、校内で多世代交流促進事業「ねんりんサロン」を開き、地域の高齢者の元気づくりのための活動をしていく。
SKYセンターが昨年10月に、創立30周年を記念して、大江高にセンターのオリジナルマスコットキャラクターの作成を依頼したことでつながりができ、連携協定締結が決まった。センターと府内の高校との協定締結は、清明(京都市)、峰山(京丹後市)に続き3校目。
事業の核となる「ねんりんサロン」は、月1回か学期に1回のペースで校内で開催。生徒とセンターの会員たちが、高齢者の健康増進に役立つ体操の普及や脳トレーニングに関わる活動などを進める。
日帰りバスツアーの企画、運営などにも取り組み、高齢者の健康と生きがいづくりに寄与していく。
29日に同校で基本協定書の調印式があり、関係者ら約20人が出席。小田垣理事長と永井校長が署名した協定書を交わした。
あいさつで小田垣理事長は「これから大江高校で始まる地域のお年寄りを元気にする活動が、息の長いものになるよう願っています」と話し、永井校長は「連携協定を機に、ねんりんサロンをはじめ、さまざまな行事で先輩方と交流を重ねることで豊かな情操を育て、地域のみなさんと生徒による地域づくり、にぎわいの創出に寄与していきたい」と述べた。
写真=事業連携協定を結んだ大江高の永井校長(右)と京都SKYセンターの小田垣理事長