4月開校の小中一貫校「大江学園」を保護者らが見学
2021年01月25日 のニュース

京都府福知山市大江町で4月に開校する小中一貫教育校「大江学園」の保護者向け説明会が23日、波美の現地で開かれた。新学期から通う児童、生徒の保護者ら約100人が参加し、学園の教育構想などの説明を受け、小学生が学ぶ新校舎などを見学した。
大江町内の児童数の減少を受けて、町内の美河、美鈴、有仁3小学が統合され、「大江小学校」となり、大江中学校との小中一貫教育校を同中学校に開設することになり、敷地内に小学校用の新校舎が建てられた。
体育館に集まった保護者らを前に、校長や教諭らが学園の教育構想・活動などを解説。9年間のつながりのある学び▽将来を生き抜く力を醸成するキャリア教育▽地元の教育資源を活用した教育活動を進めていくことなどを話した。
またバスによる通学や部活動、児童、生徒の服装など学園生活全般についても詳しく説明した。
説明会後に保護者たちは小学生用の新校舎を見学。玄関を入ってすぐの多目的スペースや各教室などを見て回った。
美河小に通う児童の母親(36)は「新校舎にはエアコンも完備され、子どもたちの勉強意欲が湧きそうです。中学生との縦のつながりができるのもいいですね」と話していた。
写真=新校舎内を見学する保護者たち