来年を明るく 「笑った文字」の年賀状講座
2020年11月16日 のニュース

主婦層を中心に人気を集める「笑い文字」を使った年賀状講座が13日、京都府福知山市土の住まいのアトリエ「ハシハウス」で開かれた。参加者は講師に教わりながら、「あけましておめでとう」などの筆文字の中に満面の笑顔を描いた。
笑い文字とは紙と筆ペンを使って描くもので、書いて渡した人も受け取った人も、温かい気持ちになれるコミュニケーションツール。一般社団法人笑い文字普及協会の公認初級講師、春木恵さん=土=が、参加者に教えた。
初めに入門編で「ありがとう」を書き、曲線などの筆運びを学んだあと、年賀状に挑戦。「あ」の文字は太く丸みをつけるよう注意しながら、ほかの文字よりも大きく書き、その中に朱色でほっぺたを表現し、笑顔を仕上げた。
参加した女性は「楽しく講座を受けられました。新型コロナウイルスの影響で、友人と会うことが減ったので、その代わりに年賀状は心を込めて手書きにしたい」と話していた。
写真=笑い文字を使った年賀状に挑戦する参加者