大戦中の学童疎開を再現した劇も 小中一貫校三和学園で文化祭

2020年11月07日 のニュース

 京都府福知山市三和町千束の小中一貫校、三和学園(川端那美代校長、134人)で、第2回文化祭がこのほど開かれた。小学1年生から中学3年生までの全学年が、日ごろの学習成果を劇や合唱などで発表した。

 新型コロナウイルス対策を講じて、体育館で実施。児童、生徒は地域の歴史などを学ぶ「三和創造学習」で取り組んだ内容などをまとめて、訪れた保護者らに披露した。

 中学1年生19人は、芦渕の廣雲寺にある念々像について学習したことを劇にして発表。第二次世界大戦末期に大阪市から同寺に学童疎開した人が建立した像で、生徒たちはもんぺ姿の当時の児童になりきり、家族を心配する様子を演じるなど、疎開生活の一場面を再現した。

 中学生による合唱や小学1~4年生の群読などもあった。
 
 
写真=学童疎開について劇で発表する中学1年生

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