光秀の福知山城見上げる公園に明智家のキキョウ美しく
2020年07月03日 のニュース

明智光秀が築いた福知山城を見上げる公園型複合施設「ゆらのガーデン」=京都府福知山市蛇ケ端=で、キキョウの花が咲き、風に揺れている。
明智家の家紋になっている花。ゆらのガーデンでは、福知山ガーデニングサークルゆらら(伊藤伸子代表)が花や樹木の栽培・管理をしており、福知山城にゆかりのあるキキョウも随所に植えている。
例年夏になると市内そこここで聞こえてくる福知山音頭。いくつもの歌詞があるが、中でも代表的なものが「お前見たかや お城の庭を 今が桔梗の 花ざかり」。まさにキキョウは今が盛りで、城を背景に静かに青っぽい色の花を咲かせる。
新型コロナウイルスの影響で、平日は城や周辺の観光客はまばらだが、花を眺めるにはちょうど。散策する人はキキョウと城が織りなす美しい光景をゆっくり楽しんでいる。
写真=ゆらのガーデンで美しく咲くキキョウ