「鉛筆持参も可」 福知山市長選、期日前投票始まる
2020年06月08日 のニュース

京都府福知山市長選挙の期日前投票が8日、新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じて始まった。市役所本庁と三和、夜久野、大江3支所に期日前投票所が開設され、初日から有権者が次々に訪れている。
本庁舎では1階ロビーに設けられ、投票開始の午前8時30分には8人が訪れ、間隔を空けて床に貼られたテープ上に並んで順番を待った。入り口に置かれた消毒液で手指の消毒を済ませると、設置された飛沫感染防止用のアクリルシールド越しに、職員から投票用紙を受け取り、一票を投じていた。
東野町の小林和之さん(72)は「投票日の当日は用事で出掛けていて福知山にいないので、早めに投票に来ました」と話し、市政を託す人物の名前を記入していた。
市選挙管理委員会では「感染予防に消毒済みの鉛筆を用意していますが、鉛筆やシャープペンシルを持参していただいても結構です。期日前投票の最終日は混雑することがありますので、余裕をもって投票を済ませてください」と呼びかけている。
期日前投票は13日まで。時間は各投票所とも午前8時30分から午後8時まで。
写真=期日前投票をする有権者(8日午前8時30分すぎ)