緊急事態宣言全国に拡大 京都府は18日から休業要請

2020年04月17日 のニュース

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、京都府など新たに40道府県に緊急事態宣言が発令された。京都府を含む13都道府県は特に重点的な対策を進める「特定警戒都道府県」に位置づけられている。京都府の西脇隆俊知事は、17日午前に会見を開き、方針を示した。

 主なものは、中丹以北の府立学校を21日から臨時休校▽府内の市町立学校は、府立学校での対応を参考に、適切に対応するよう各自治体の教育委員会に依頼▽ナイトクラブや映画館、パチンコ店、大学、ホテル(集会部門)などに対し、18日午前0時からの休業を要請▽休業要請に応えた中小企業への府独自の支援制度-などを発表した。

 これを受け福知山市は、同日午後にも新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・大橋一夫市長)の会議を開き、市立小中学校を含む公共施設の今後の措置や民間に求める感染予防対策の強化など、市の方針を固める。

 市は府の動向をみて方針を決めるため、内容は流動的。市新型コロナウイルス感染症対策室は「府の方針の詳細が分かり次第、市として迅速に対応したい」としている。

 福知山市内のある小学校は16日夜に、20日以降の休校の可能性を知らせるメールを保護者宛てに送った。

 小学校に通う息子が2人いる40代の母親は「新型コロナの終息には必要なこと」とした上で「新1年生のほかに今年度は学校統合が3校もあり、みんな新しい学校生活に慣れ始めたところだったと思います。長い休校が続くと親も子もストレスがたまるので不安です」と心配していた。

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