福知山市新年度予算 借金は市民一人当たり1万4千円減

2020年02月22日 のニュース

 京都府福知山市は新年度予算案を発表した。歳入は、市税が1・1%増の117億6500万円。景気動向の反映などで個人市民税、固定資産税が伸びる。普通交付税は市町合併加算分の縮減などで3億円減る見込み。市の借金となる市債(臨時財政対策債除く)は12・6%減の27億1千万円の発行にとどめる。

全体の基金残高は、年度末で3・3%減の104億3900万円と試算する。光秀プロジェクトやポッポランド建設事業などで特定目的基金を使う一方、市の貯金といわれる財政調整基金は取り崩さずに予算編成した。財政調整基金は600万円を積み増して31億6500万円を見込む。

全会計の実質的な市債残高は、10億8千万円減の417億円。市民一人当たりでは、1万4千円減って53万7千円になる見込み。


■地域医療守る病院会計は増■


11特別会計の予算総額は、0・4%減の192億6千万円。水道、下水道、病院(市民病院、大江分院)の3企業会計は、4・7%減の266億9800万円。

減少の会計が多い中、病院は6・3%増の162億1400万円。導入から14年経過した大型医療機器の更新をはじめ、玄関前に外来駐車場80台を増設、大江分院での在宅医療推進などで地域医療の拠点づくりに努める。

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