阪神・島本投手が母校・成美で大躍進の年を報告 「来季も60登板」誓う

2019年12月20日 のニュース

 プロ野球・阪神タイガースの左腕、島本浩也投手(26)=奈良県大和高田市出身=が19日、京都府福知山市水内の母校、福知山成美高校を4年ぶりに訪れた。野球部の井本自宣監督(46)らに出会い、チームの逆転3位に貢献するなど大活躍したプロ9年目の今シーズンの成績を報告。後輩たちに「甲子園を目指して努力して」と、激励した。

 島本投手は高校時代の3年間で甲子園出場の夢は果たせなかったが、2010年に育成ドラフト2位で阪神に入団。15年から支配下登録となり、同年4月のヤクルト戦(神宮)で、中継ぎとしてプロ初登板した。

 プライベートでは昨年3月に結婚し、長女も誕生して迎えた今季。4年ぶりに開幕1軍入りを果たし、中継ぎとしてチーム最多の63試合に登板。4勝0敗、1セーブ、11ホールド、防御率1・67をマークする安定した投球を見せた。クライマックスシリーズでも4試合で投げ、大躍進のシーズンを過ごした。

 今季の活躍について島本投手は「矢野監督に代わってから、チャンスをもらえた。技術的な面は変えていないけど、オープン戦から手応えがあり、年間を通して自信を持って投げられたのが、結果につながった」と分析する。

 10月末に左ひじのクリーニング手術を受けたが、「経過はいまのところ良好」といい、1週間ほど前からキャッチボールを再開。「ひじをしっかり治して、来季も60試合以上投げたい」と意気込んでいる。

 笑顔で出迎えた井本監督は、1年間の労をねぎらったあと、「来年も体調に気を付けて、テレビでたくさん活躍が見られるよう、がんばってほしい」と伝えていた。


写真=井本監督(右)、同級生で野球部顧問の廣田雄介さんと談笑する島本投手(中央)

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