参院選京都:自民西田氏早々と当確 2議席目は共産倉林氏
2019年07月21日 のニュース
参議院選挙は21日午後8時までに投票が締め切られた。改選数2を5人で争った京都選挙区では、3選を目指した自民現職の西田昌司氏(60)に早々と当確が打たれ、京都市内の事務所で万歳が繰り返された。福知山市でも、西本町の党福知山支部で支持者らが吉報に湧いた。
選挙戦を通じて手応えを感じていたとあって支持者らは笑顔で事務所に集まり、当確が伝わると大きな声で万歳を三唱した。
福知山支部長の井上重典府議は高揚した面持ちで「西田さんが掲げてこられた『経世済民』、北部強靱(きょうじん)化を実現してほしい」と話していた。
福知山市では、三段池公園総合体育館で午後9時20分から開票作業が始まる予定。
■現職で議席分け合う■
2議席目は共産現職の倉林明子氏(58)だった。前回6年前の参院選で、15年ぶりに党の議席を奪還した倉林氏が再選を決めた。
福知山市蛇ケ端の党中丹地区委員会には役員らが詰めてテレビの速報を食い入るように見つめていた。立民新人の増原裕子氏(41)と最後まで競り合っていただけに、みな緊張した表情だったが、午後10時40分すぎに当確が伝えられると笑顔に包まれた。
山内健中丹地区委員長は「この6年間、災害時にも府北部にいち早く駆けつけてくれた国会議員。災害対策や農業振興、経済状況の改善のために頑張ってほしい」と次の6年に期待を込めた。
写真=西田氏の当確に万歳をして喜ぶ福知山の支持者たち