カブトムシ銀行 卵を預けて利子1匹

2019年07月12日 のニュース

 里山で育ったカブトムシをつがいで購入し、産んだ卵を持参すれば来年、利子としてカブトムシを1匹プレゼントする「カブトムシ銀行」を、京都府綾部市のNPO法人里山ねっと・あやべが、13日から「開店」する。販売代金は募金などに充てる。

 指定管理者となっている同市鍛治屋町の市里山交流研修センター(旧豊里西小学校)周辺で、里山の森林管理として間伐した樹木をチップにし、雑草を抑えるため斜面にまいていたところ、チップの中からたくさんのカブトムシが生まれだした。そこで3年前から飼育を始め、昨年1匹100円で販売し、全額を日本赤十字社の災害募金に寄付した。

 多くの家族から喜ばれたが、家庭での飼育環境では「卵がかえったけれど、その後、うまく育てられなかった」との声もたくさん届いた。そこで今年は、購入したカブトムシが産んだ卵を里山ねっとに預けてもらい、自然の中で育てる取り組みを始めることにした。

 「カブトムシ銀行」と名づけ、オス、メス1匹ずつのカップルで購入した人に「カブトムシ銀行券」を発行。卵が産まれたら持参してもらって預かり、来年、銀行券と引き換えに、利子としてカブトムシ1匹を返す。ただ、「利子」は名目。自然に親しんでもらうことが一番の目的で、卵を産ますことができなかった人にも、銀行券を持参すれば1匹プレゼントする。

 代金はオス、メスとも1匹150円。今年は代金を赤十字災害募金のほか、緑の募金、里山整備費にも活用する。

 販売は先着300匹を、31日まで里山交流研修センターで。時間は午前9時から午後4時まで。火曜休館。電話(47)0040。

写真=里山で飼育されているカブトムシ

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