働いた道具に感謝 淑徳高で90年以上続く針供養
2019年02月11日 のニュース

道具に感謝する針供養の日の8日、京都府福知山市正明寺の福知山淑徳高校(山口剛校長)で、供養の式が行われた。式は、学校の創立当初から90年以上にわたって営まれており、今年も生徒たちがしっかり働いてくれた針や包丁などの道具へ感謝の気持ちを表した。
全校生徒が集まって開かれた式で、1年生から3年生の代表者が日ごろ使ってきた調理道具や包丁、裁縫道具などへの感謝の気持ちを込めて、供養文を読み上げた。
式の後は、アパレルファッション系列の3年生の代表者が学校敷地内にある針塚に行き、衣装の制作を通じて折れた針を軟らかいこんにゃくに刺し、塚へ納めた。
写真=静かに手を合わせる生徒たち