みんなが集まる季節に ホットプレートでパーティメニュー

クリスマス、忘年会、お正月。
みんなが集まるこの時期はホットプレートで作るパーティメニューはどうですか?
簡単なのに、華やか。出来立てのアツアツをわいわい食べるのが楽しいです。
福知山市のヒロコクッキングスクールの西山寛子先生におすすめレシピを教えてもらいました。

ペッパーライス風お肉ごはん

【材料】

ご飯…1.5合分(500gほど) 
牛肉薄切り…250g~好きなだけ
ホールコーン(缶)…200g~好きなだけ 
卵…2~3個
青ネギ…2本
ニンジン…1/4本 ※飾り用。あれば 
バター…20g
A【濃口しょうゆ、酒…各大さじ2、おろしにんにく…小さじ1】
焼肉のタレ…100~150cc ※1合分のごはんに100ccが目安
塩こしょう…少々

お肉やコーンなど具の量はお好みで

(1)牛肉は1㎝のざく切りにしてAと合わせ、冷蔵庫で10分以上冷やす。
(2)コーンは汁気を切り、青ネギは輪切りに。ニンジンは星型に型抜きし、薄切りにして水に浸けておく。バターは角切りにして冷しておく。
(3)ホットプレートを200℃位に熱し、油を薄くひく。油が温まったら、
 スイッチを切ってご飯を広げ、牛肉、コーン、青ネギ、ニンジンの順に盛り付ける。
 ★この状態まで準備しておいて、食べる直前まで待機
(4)③に冷やしておいたバターを所々に乗せ、ホットプレートのスイッチを入れ高温で加熱する。
(5)焼ける音がし始めたら焼肉のタレを入れ全体を良く混ぜる。卵をほぐして周りに流し入れ、フタをする
(6)牛肉に火が通ったら優しく混ぜて、塩こしょうで味を整える。

【一口メモ】
ペッパーライスは有名チェーン店発祥、簡単でおいしいとSNSを中心に話題になっている料理です。
牛肉の代わりに豚肉や細かく切った鶏肉でもOK。ただ、火の通り具合に注意してください。
もやしやピーマンなど水分が少なく、火の通りやすい野菜を一緒に炒めても。コチュジャンを入れると、辛みが加わります。

温か瓦そば

【材料】

茶そば(乾)※なければ普通のそばでもOK…300~400g(3~4束)卵…2個
牛肉薄切り…150g~
砂糖…小さじ山盛り
みりん…大さじ1 
濃口しょうゆ…大さじ2
かまぼこ…小1枚 
青ネギ…1~2本 
すだちやレモン、大根おろし、紅生姜、青じそなど…適量
めんつゆ、ポン酢…1対1からの好みであわせる

彩り鮮やかな盛付けもポイント

(1)ボウルに卵をよくほぐしフライパンで薄く焼き、冷めてから細切りにする。

(2)牛肉は7㎜の細切りにし、Aと合わせて鍋に入れ、ほぐしながら手早く煮詰め、冷ましておく。

(3)かまぼこは細切り、青ネギ、レモンは輪切りにする。

(4)茶そばをたっぷりの湯で表示時間より1分短く茹でてザルに取り、手早く洗ってサラダ油を少々絡ませておく。

(5)ホットプレートをあたため油を塗る。スイッチを切り茶そばを薄く広げて置いて、①~③の具材を見栄え良く飾る。
★以上で準備完了

(6)食べる10分前にスイッチを入れ、熱くなったら取り皿に入れ、Bをかけていただく。

【一口メモ】
瓦そばは山口県の郷土料理です。今回は茶そばを使いましたが、ふつうの蕎麦や茹でそばでもおいしいです。
教室ではパリパリに焼けたそばが好評でした。

石焼きビビンパ風

【材料】

熱々ごはん…500g(1.5合分)
白菜キムチ…100~150g
牛肉小間肉…200g
ニンジン…1本(150g程)
ぜんまい水煮…1袋(150g程)
小松菜…1束(200g)
モヤシ…1袋
卵…2~3個
ゴマ油…大さじ2~3 
焼肉のたれ…1/2カップ
☆薬味  白ごま、刻みのり、青ネギ輪切り、コチュジャン等

ボリュームがありますが、胃腸に優しい

(1)牛肉、ニンジンは細切り、ぜんまいは5㎝に切り、キムチは粗目のざく切りにする。小松菜は茹でて水に取り、水気を絞って5㎝に切る。

(2)ホットプレートを250℃程の高温に予熱しゴマ油をなじませたら、熱々のご飯を全体に広げて入れ、3分程焼く。カリっと焦げ目がついたらスイッチを切る。

(3)フライパンにゴマ油を少々入れ、牛肉を軽く炒め、大さじ2の焼肉のたれを絡まる。

(4)ニンジンは軽く炒め、塩こしょうする。ぜんまい水煮、モヤシもそれぞれ炒める。

(5)③の牛肉、④のニンジン、ぜんまい、モヤシ、①のキムチ、小松菜を隙間が出ないよう彩りなど考えてのせる。

 ★以上で準備完了

(6)食べる直前にホットプレートのスイッチを入れ、フタをして高温で加熱する。ジュージューと音がし始めたらフタをとり、全体をかき混ぜ、残りの焼肉のたれをかけて炒め合わせる。

(7)ホットプレートの天板を1/3ほどあけて、卵をほぐして加える。半熟状になったら全体と混ぜ合わせて薬味を飾る。

【一口メモ】
おもてなし風ビビンパです。キムチは炒めるとコクと旨みがアップします。野菜は水気やあくの少ないものを使います。
またキムチは腸の調子を整えてくれる食材。野菜もたっぷり食べられるので、食べ過ぎた胃腸を癒やしてくれるメニューです。

豚キムチの蒸し鍋~しめはカルボナーラ風うどん~

【材料】

ニラ…1束(3㎝に切る)
豚バラ肉…250gほど(5~6㎝に切りそろえる)
キムチ…250gほど
白菜…1/4個(横1㎝にざく切り)
太目モヤシ…1袋 
エノキ…1袋(3等分に切りほぐす)
2倍濃縮めんつゆ…100㏄ 
ゴマ油…適量
うどん…3~4玉
柔らかめの温泉卵…3~4個
ピザチーズ…100g程 
パルメザンチーズ…適量

ぜひ、しめまで楽しんで

(1)ホットプレートにゴマ油をひき、白菜、モヤシ、エノキを敷き詰める。豚肉を広げてのせて、キムチ、ニラの順に見栄え良く盛る。
★以上で準備完了

(2)めんつゆをかけてフタをしスイッチを入れる。お肉に火が通りジュージューと音がし始めたら食べられる。好みで粉チーズもかけてもおいしい。

★しめはカルボナーラ風うどんに!

 3/4ほど食べたら、うどんを入れて炒め合わせ、ピザチーズとめんつゆを加え味を調節。温泉卵をのせてパルメザンチーズをかける。

 【柔らかめの温泉卵の作り方】
①卵がしっかり浸かる量の湯を小鍋に沸かす。
②火を止めて卵を入れ、フタをせずに13分置く。
③水に取り出して冷やす。

【一口メモ】
たっぷりの冬の野菜とキムチで腸活! 免疫力もアップします。

チーズタッカルビ

【材料】

鶏もも肉…2枚
キャベツ…350g(1/4個程)
玉ねぎ…小1個
ニンジン…50g
サツマイモ(細め)…50g
ナス…1本
ピーマン…2個
キムチ…100g程
ゴマ油…大さじ1~
A--------------- 
コチュジャン…大さじ1~2
砂糖…大さじ1
濃口しょうゆ、酒…各大さじ2
ゴマ油…大さじ1
すり胡麻…大さじ1強
おろしにんにく、おろし生姜…各小さじ1

---------------
ピザ用チーズ…150~250g

チーズはたっぷり

(1)鶏もも肉はそぎ切りにしてAと合わせ20分以上置く。

(2)キャベツはタテ4㎝×ヨコ1.5㎝の大きめのざく切り、玉ねぎは5㎜幅のざく切り。ニンジンとサツマイモは薄めの輪切り、ナスは半月切り、ピーマンは短冊切りにする。

(3)ホットプレートを予熱しゴマ油をひき、玉ねぎ、ニンジンを炒める。サツマイモ、ナスも加え、半分くらい火が通ったらキャベツを入れて、軽くかき混ぜる。

(4)①の鶏肉を汁ごと広げてのせ、キムチとピーマンを散らし、フタをして200℃強で5分ほど蒸し焼きにする。

(5)鶏肉に火が通れば、全体をかき混ぜて中央を開け、チーズをたっぷり入れる。溶けたら弱火にして絡ませながら食べる。

【一口メモ】
鶏肉や野菜をコチュジャンなどで合わせ炒め、チーズをプラスして食べる、韓国で人気の鉄鍋料理です。鶏肉はしっかり下味をつけると柔らかく仕上がります。牛肉や豚肉、モヤシ、ニラなど足すと豪華に。しめは中華スープを足して、ご飯や中華麺を入れましょう。

教えていただいたのは

ヒロコクッキングスクール 西山寛子先生

 28歳で教室を開講し、42年間料理を教え続けているヒロコ先生。「台所が楽しい世界になるように、伝えたい料理のコツやポイントがたくさんあります」。利益を度外視し、1996年から授業料の値上げはなし。基礎、惣菜、日本・西洋・中国・薬膳料理などさまざまなクラスがあり、小学生から80代までの生徒が通う。最近は、1人で受けられるプライベート授業も人気という。
TEL0773-23-6162(福知山市駅前町377タカハシビル2階)

2022年12月17日更新

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