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両丹日日新聞2019年1月24日のニュース

鬼伝説の地を巡るツアー 大江高校生が企画

大江高校日帰りツアー 京都府福知山市大江町金屋、大江高校(永井正樹校長)の生徒たちが、2月3日に大江町内での日帰りツアーを企画し、準備を進めている。3年前から毎年催している人気のイベントで、今年は「大江山鬼伝説巡り」と称し、生徒たちの案内で大江山の鬼伝説にかかわりの深い地を回る。

 大江高は、府教委が提唱する府立高校特色化事業で、学校の特色に応じたテーマを基に探究活動を実践する「京都フロンティア校」の地域創生推進校に指定されており、ツアーは府教委の支援を受けて取り組む。

 ビジネス科学科の2、3年生11人が昨年11月から、ビジネス実践の授業で、ツアーのコースや時間割設定、当日の役割分担などを決めてきた。

 今回も大型バスを利用。コースは午前9時にJR福知山駅の改札口前に集合し、佛性寺にある日本の鬼の交流博物館へ行って見学。このあと600枚の棚田が広がる毛原でピザ作りをして昼食をとる。

 続いて佛性寺の二瀬川渓谷を散策。鬼の足跡や頼光の腰掛岩、美多良志荒神社などを巡ったあと、内宮の元伊勢内宮皇大神社での節分祭・三鬼打ち神事を見る。神社近くの古民家・いづみやでは、ツアーを振り返る交流会を開催。特産品の鬼まんじゅうを食べながら話す。

 最後に京都丹後鉄道大江駅に立ち寄り、土産物を買う時間を設ける。福知山駅には午後5時に戻る。

 ツアーは日本旅行TⅰS福知山支店が取り扱い、添乗員が付く予定だが、生徒たちが中心となって、訪問する名所などの案内をする。

 ツアーの定員は20人。旅行代金として1人3千円がいる。3年生でリーダーの三宅蒼馬君は「参加したみなさんが、鬼のことを一つでも多く知り、楽しんでいただければうれしいです。ツアーを通じて地域の活性化につながることを期待しています」と意気込みを話している。

 ツアーの申し込みは1月31日までに、同福知山支店=電話(23)8631、ファクス(23)8637=へ。問い合わせも同支店で受け付ける。


写真=ツアーに向けて、チラシを見てコースなどを確認する生徒たち


    

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