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両丹日日新聞2018年10月11日のニュース

安土御献立を再現「光秀弁当」 福知山城で販売

光秀ききょう弁当 海の京都クルージングフェスタ「食のまちなかクルージングin福知山」が14日午前10時から、京都府福知山市内の3会場で催される。食をテーマにクルージング気分で周遊できるイベント。初代福知山城主の明智光秀が徳川家康をもてなした献立を再現した「光秀ききょう弁当」の販売、恒例のスイーツフェスティバルなどのほか、岡本真夜さんらのスペシャルライブも楽しめる。海の京都DMO、府、市主催。

 福知山城会場は光秀ききょう弁当を、数量限定で販売するほか、ステージでは歴史アイドルの小日向えりさんによるトークショー、丹波福知山手づくり甲冑隊との記念撮影などができる。

 ききょう弁当は、織田信長に命じられた明智光秀が、武田勝頼の征討に武功のあった徳川家康をもてなした「天正十年安土御献立」を、現代風にアレンジしたもの。福知山観光協会が販売する。

 長年研究を続けてきた旧成美大学短期大学部教授、桐村ます美さんが監修し、調理はサンプラザ万助が担当。文献に基づく5膳23菜4汁から、鯛塩焼き、姫さざえ磯辺煮、ばい貝煮染など23品ほどを選び、15センチ四方の2段重ねの折り箱に詰める。

 9月に試食会を開き、関係者10人で改善点などを出し合い、現代人の口に合うように調整。白米は、明智家の家紋キキョウの形にするなど、光秀らしさも前面に出した。限定100食を用意し、1個3千円(税込み)で販売する。

 福知山観光協会の芦田敦嗣副会長は「20年の大河ドラマの主人公が光秀に決まり、販売することにしました。この日限定ではなく、今後も福知山の名物になって、広く販売できるようになれば」と期待している。


写真=限定販売する光秀ききょう弁当

    

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