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両丹日日新聞2018年9月 6日のニュース

黒大豆枝豆「紫ずきん」出荷作業始まる

紫ずきん 京のブランド産品のひとつである黒大豆枝豆「紫ずきん」の出荷に向け、京都府福知山市内の農家が作業に精を出している。秋の味覚として知られる府独自の品種で、今年は京都、大阪、東京市場などに155トンほどを出荷する計画となっている。10月下旬ごろまでは出回る予定。

 紫ずきんは、粒の表面がうっすらと紫色になることから名付けられた。一般的な枝豆と比べて粒が大きく、もちもちした食感と濃い甘みが特長。

 福知山をはじめ、綾部、亀岡、京丹後、南丹の各市、京丹波町など、府内53ヘクタールほどで栽培されている。

 福知山市田野山田の北山定己さん(76)は、栽培して10年ほどになる。自宅近くの10アールほどの畑で、極早生、早生、晩生を丁寧に育てている。

 今年は酷暑が続き、十分に雨が降らなかったため、生育は遅れ気味だというが、「これから雨の日も増えそうなので、実が太ってくれることを祈っています」と話していた。


写真=出荷に向けて作業をする北山さん

    

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