明治から昭和の戦前までの継ぎはぎの布を中心に集めた展示会が、京都府福知山市内記一丁目の市丹波生活衣館で催されている。たくさんの継ぎを当てた仕事着や、布をはぎ合わせて裏地を作った外出着などを並べ、布が大切にされていた当時の暮らしぶりを伝えている。3月26日まで。
継ぎの布とはぎの布、布団の中入れ布の計80点ほどを展示。開いた穴を補修するのが「継ぎ」、小さい布をつなぎ合わせるのが「はぎ」とされ、会場ではそれぞれ分けて並べている。
普段着やよそ行きの着物に同系色で継ぎが当ててあったり、裏地をはぎ合わせた外出着では、袖口や裾まわりなどの見えやすい部分に同じ生地が使われていたりと、当時の工夫を見ることができる。
また、綿が切れないように、綿の中に挟んで使われた布団の中入れ布もある。当時は綿が大変貴重で、小さな布でもつなぎ合わせて中入れ布として使われていたという。
無料。開館時間は、午前9時から午後5時(入館は同4時30分)まで。火曜休館。
写真=小さな布でも工夫して使われていたことが分かる展示会場
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