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両丹日日新聞2017年2月 2日のニュース

マイナンバー1年 いまだ通知カード453通届かず

 国のマイナンバー(個人番号)制度がスタートし、1年余りが経過した。16日から受け付けが始まる確定申告から、申告書にマイナンバーの記載が必要になるなど、全国で本格的な運用がスタートする。そんななか、京都府福知山市では、12桁の個人番号を知らせる通知カードが当人に届かず、いまだに400通以上が市役所に保管されている。

 通知カードは2015年11月中旬に、簡易書留郵便で世帯ごとに3万5867通を郵送。しかし、受取人が不在だったり、住民票と居住地が違っていたりして届かず、合計3千通以上が市に返送された。

 市では、カードを市役所で受け取れることを知らせるため、直接対象の世帯を訪問するなど、出来る限り手元に届くよう努めてきたが、1月31日現在で453通が保管されている。

 手元に届いていない人は、免許証など本人確認できるものを持参し、市役所1階の市民課に提示すれば、その場で世帯分を受け取ることができる。

 市民課は「当面は保管しますが、マイナンバーが必要になる機会は、これから多くなると予想されるので、早めに受け取りを」と呼びかけている。

■個人番号カードも受け取り呼びかけ■

 e-Taxの電子申請のほか、身分証明書にも使える「マイナンバーカード」も、申請したにもかかわらず、受け取っていない人が市内で1100人ほどいて、市民課に保管されている。同課では早期の受け取りを呼びかけている。

 通知カード、マイナンバーカードの問い合わせは市民課、電話(24)7014へ。


写真=市民課にはマイナンバー専用の窓口を設けている

    

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