寒波の到来で寒い日が続く中、凍えていたのは人間だけではない。福知山市猪崎の三段池公園内にある市動物園(二本松俊邦園長)では、集団で身を寄せ合ったり、暖を取ってしのぐ動物たちの姿が見られた。
同園にいる2匹のフンボルトペンギン。ペンギンと言えば寒さに強いように思いがちだが、この種は南米のチリなど、暖かい地域にすんでおり、春から秋にかけてがベストシーズン。
普段はプールに入るなどして悠々と暮らしているが、寒い時期になると、つがいの2匹で身を寄せ合い、温まるようにしているという。
もうすぐ3歳になるシロテテナガザルの桃太郎は、体を丸めて寒さをしのぎ、ヒーターで暖を取る。人気者だけあって、人が近づくと元気に動き回るパフォーマンスは見せている。
15日の日曜日は、雪で来園者がなく、16日には、朝から職員らが園舎の雪下ろしなどの作業に追われた。動物たちは、エサは通常通り元気に食べているという。
写真上=つがいで身を寄せるフンボルトペンギン
写真下=寒さで体を小さく丸める桃太郎
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